料理研究家『土井勝氏』
土井勝さんは、昭和後期に料理研究家として活躍し、“おふくろの味”という言葉を生み出しました。1921年香川県高松市に生まれ、関西の家庭料理研究の第一人者として、没後(平成7年3月7日死去74歳)の今でも名が広く知れ残っている料理研究家です。土井さんが料理人を目指したのは、幼少期に母から「守り本尊はお不動様だから、火と水を使う仕事につくといい」との教えを守り、海軍経理学校卒業後、兵役につき、その後大阪・堂島の割烹学院に入学し、卒業後にそのまま同校で助手として勤務することとなります。
1953年、後の「土井勝料理学校」の母体となる「関西割烹学院」を設立し、「おふくろの味」として日本の家庭料理の研究と普及に力を注ぎ、テレビや雑誌などの料理コーナーで活躍しています。料理研究家として50年の集大成『日本のおかず500選』や『日本料理全書』など多数の著書を執筆し、丁寧で上品な話し方、独特の柔らかい関西弁とにこやかな笑顔で、的確に料理のコツを指導し、NHKテレビがまだ草創期であったころから「きょうの料理」などの出演で人気を博しています。
土井さんは幼年期に「母の包丁の音」を楽しく聞いた記憶から、家庭料理に重点を置き、家庭で作られる料理法を追求しています。なかでも15年がかりで料理法をあみだしたといわれる、おせち料理の黒豆を簡単に煮上げる方法などは特に定評があります。
土井さんの妻は土井信子さん、長男は土井敏久さん、二男は土井善晴さんで、いずれも料理研究家として活躍しています。
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